なぜ肩は凝る?その原因を科学的に解説!
[肩こりのイメージ画像(PC作業をしている人の肩、凝り固まった肩のイラストなど)]
「肩こりって、肩の筋肉が硬くなっているからでしょ?」
そう思っていませんか?
もちろん、それも間違いではありません。
しかし、肩こりの原因は、それだけではないのです。
肩こりは、様々な要因が複雑に絡み合って起こる、とても奥深い症状なのです。
肩こりの原因となる筋肉
肩こりに関係する筋肉は、肩や首周辺だけではありません。
- 僧帽筋(そうぼうきん):肩こりの代表的な筋肉。肩甲骨を動かす筋肉で、重い荷物を持ったり、長時間同じ姿勢を続けると硬くなりやすい。
- 肩甲挙筋(けんこうきょきん):首から肩甲骨にかけて伸びる筋肉。長時間のパソコン作業やスマホの使いすぎで硬くなりやすい。
- 菱形筋(りょうけいきん):肩甲骨を背骨に引き寄せる筋肉。猫背や姿勢が悪いと硬くなりやすい。
- 棘下筋(きょくかきん):肩甲骨と上腕骨をつなぐ筋肉。機能低下で猫背&巻き肩になりやすい。
- 小円筋(しょうえんきん):肩甲骨と上腕骨をつなぐ筋肉。棘下筋とほぼ同じ作用の為、機能低下で猫背&巻き肩になりやすい。
これらの筋肉が、過剰な負担や血行不良によって硬くなると、肩こりを感じやすくなります。
猫背が肩こりを悪化させる!?
猫背になると、頭が前に出て、首や肩に大きな負担がかかります。
その結果、僧帽筋や肩甲挙筋などの筋肉が常に緊張し、肩こりや首こりを引き起こしやすくなるのです。
また、猫背は呼吸を浅くし、自律神経のバランスを崩す原因にもなります。
自律神経の乱れは、筋肉の緊張を高め、さらに肩こりを悪化させる可能性があります。
筋膜の歪みで肩こり発生!
筋肉は、筋膜と呼ばれる薄い膜で包まれています。
筋膜は、全身を繋ぐネットワークのように張り巡らされており、筋肉の動きをスムーズにする役割を担っています。
しかし、長時間のデスクワークや猫背などの悪い姿勢、運動不足などによって、筋膜が歪んでしまうと、筋肉の動きが制限され、血行不良や神経の圧迫が起こり、肩こりを引き起こしてしまうのです。
代償動作で肩こり悪化!?
本来使うべき筋肉がうまく機能せず、他の筋肉が代わりに働くことを代償動作と言います。
例えば、お尻の筋肉が弱くなると、反対側の肩に影響が出たり、骨盤の歪みを代償(かばって)肩や肩甲骨に影響を及ぼし、肩こりを引き起こすことがあります。
身体の感覚の変化
長期間にわたって肩こりがあると、脳で認識されている体のイメージや、体の位置や動きを感知する感覚に変化が起こり、**「痛みを避けるための動き」**が身についてしまうことがあります。
その結果、特定の筋肉ばかりを使うようになり、筋肉のバランスが崩れて、さらに肩こりを悪化させる可能性があります。
肩こり腰痛根本改善コースで、肩こりから解放!
新町みろく接骨院の「肩こり腰痛根本改善コース」では、これらの肩こりの原因に多角的にアプローチすることで、根本的な改善を目指します。
- 詳細な評価: 姿勢分析、動作チェック、触診などを通して、肩こりの原因を徹底的に分析します。
- 筋膜リリース: 特殊な器具を用いて、硬くなってしまった筋膜を丁寧にリリースし、筋肉の柔軟性を取り戻します。
- ファンクショナルトレーニング: 全身のバランスを整え、正しい体の使い方を身につけることで、再発を防ぎます。
[筋膜リリースのイメージ画像、ファンクショナルトレーニングのイメージ画像など]
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